10月の勉強会を開催しました
10月の勉強会は看護スタッフによる「高齢者の便秘について」でした!
何日も通じが出ない、残っている感じがする、トイレに何回も往復する…等々。
人間の「排泄」の悩みは生まれてから死ぬまで、絶対切り離せないものですね。
今回勉強会を開催してくれたのは、訪問看護の他にも病院や訪問診療で働かれたこともある経験豊富な看護師で、便秘で悩んでいる高齢者様がたくさんいる事を感じてきたそうです。
高齢になると食事や水分量の減少・直腸の知覚の低下で便意を感じにくくなる・腰痛や筋力低下で腹圧をかけられない・疾患や薬剤の影響等で便秘になる方が増加します。
診断基準はいくつか存在しますが個人の感じ方もあるため便秘の定義はかなり曖昧・・・
なのに、放置すると手術が必要になったりと怖い病気なのです。
下剤の内服ももちろん有効ですが、食物繊維をしっかり摂る・決まった時間にトイレに行く習慣をつける・定期的に水を飲む・運動をして筋力低下を予防する等生活習慣から便秘対策をすることが大切です。